人間国宝の作品から抽象陶芸までの名品がならぶ展示会。
色絵磁器、鉄釉陶器、鉄絵、志野、練上手の5つの分野の最高峰の作品がありました。
十三代今泉今右衛門の「色絵吹重ね草花文鉢」
薄墨色のなかに浮かぶ色絵のお花。
堂々とした鉢の形。
どっしりとした重みがありそれでいて
優しさも感じる器でした。
清水卯一「黄蓬莱鉄堆鉢」
色目には華やかさはないけど
深みのある色で、立派な器。
鈴木 蔵「志埜」
この展示会のなかで、私の一番のお気に入りは
こちら。
志野のお茶碗。
この季節になると、志野のお茶碗でお茶を頂きたくなるの。
志野のこの肌が好き。
そして、このずっしりとした重々しい所が。
このお茶碗でお茶をいただけたら、美味しさも倍増だろうなぁ
なんて思いながらの勧賞でした。
こちらの展示会3月まで開催しています。
興味のある方は是非行ってみて下さい。
会期 2011年1月22日~3月27日
場所 資生堂アートハウス
静岡県掛川市下俣751-1